組織の方向性を見極めるスキルは大事
学校と会社の違い
学校を卒業し、社会人としてスタートを切った新卒社員。
みんな、ドキドキしながら社会生活を送り始めていると思います。
この記事を書いているのは6月なので、入社から2ヶ月経ち、会社というのがどういうところなのか、薄っすらと掴んできたのではないでしょうか?
もしくは、まだよくわからず、手探りで色々試している人も多いと思います。
私が社会人になりたての時、といっても15年以上前のことですが・・・
学生時代に思い描いていた会社と、実際の会社はだいぶ違うんだなと思いました。
学生時代に思い描いていたのは、
先生のような人から決められた仕事をもらい、その対応を行っていく。
なぜ、そういった業務があるのかを考えずに、ひたすら降ってくる仕事をこなす、みたいな。
まあ、そういう会社もあるはあると思いますが、私が「違う!」と思ったポイントは、
会社は、学生生活の中のクラブ活動のようなもので、お金の稼ぎ方、方針、役割分担、何から何まで自分たちで相談して決めながら動いていく組織なんだなと。
当たり前のようなことですが、学生の頃はそこまで気づけませんでした。
学校(特に義務教育)では、カリキュラムが存在し、それに則って先生が手順通りに進めて行きます。
なぜその科目を勉強しないといけないのか、なぜそれを学ばなければならないのか。
すべて国が定めるカリキュラムと教科書を使って進めていくので、偉い誰かが決めたことをやっていく(勉強していく)、という考えが強かったのだと思います。
組織の一員としてまず考えるべきこと
会社という組織は、自分たちで方向性を決めていきます。
組織の中に、細かい組織があり、更にその中に・・・といったように、グループ化された中でコミュニケーションを取っていきます。
意見がぶつかったとしても、会社や組織の進むべき道は同じ方向を向いています。
同じ方向を向いているからこそ、意見がぶつかるんですね。
それは憎しみなどではなく、それぞれの正義なのでしょうけど。
なので組織や上司の方向性・ベクトルがどこを向いているのかを意識し把握することがとても重要です。
ベクトルがあっていないと、目指す先がみんなと違うため、「あれ? この人は一体何を考えているんだろう?」なんて思われてしまうこともあります。
逆に、ベクトルがあっていない人と仕事をするときは、少し気をつけたほうがいいかもしれませんね。
いかがでしたか?
会社はどのような組織なのか、そして組織と付き合う上で必要なスキルは何なのか、今一度考えて見てください。